地肌が敏感な人には湯シャンがおすすめなんですが、湯シャン到達までの道のりはけっこうつらいものがあります。
毛染めやトリートメントなどを長年使っている方ほど厳しいです。
いきなり湯シャンでひたすら我慢する方法が一番早道なんです。途中のべたつきやにおいは、何もしないでただ耐えるだけに徹したほうが早くトンネルから抜けられます。
とはいえ、そんなことをしたら周囲に多大な迷惑をかけてしまう、という人もいますよね……。
そんな人には、まずこの石けんシャンプーをおすすめします。
麻オイルの石けん
麻の種子の油をコールドプレス製法で石けんにしたものです。
そのほか米ぬか油、パーム油、ココナッツ油、ローズマリー油、アトラスシーダー樹皮油、ローズマリーエキス配合です。
合成保存料、界面活性剤、防腐剤など石油由来の原料は使っていません。
酸化しやすく、溶けやすいので、保管に注意し、早めに使い切るようにしましょう。
洗髪のほか全身に使えます。
湯シャンのあと、よく泡立てて使う
はじめは湯洗いで湯シャンします。
その後、麻オイル石けんをよく泡立てて洗います。
石けんシャンプーに慣れていない人は、きしんだり、べたつきがとれないこともありますが、髪のにおいはとれます。
市販のシャンプーのように指どおりなめらかでつるつるの感触は期待してはいけません……。
ヘアパックもいいですよ
湯シャンのあと、泥パックするとすっきりします。
湯シャンが不快な人は
湯シャンをすると、髪がひどくべたついてまともに洗えないような状態がしばらく続きます。
それは、髪にシャンプーやトリートメント剤がべっとりコーティングされているからなんですね。シャンプーやトリートメントをしていると、それがつるつる気持ちいい感触になるんです。でもそのシャンプーやトリートメントをやめたとたん、ベッタベタのボンドみたいになるんですよ。
べつに髪が不潔になったわけではないんですよ。
そのシャンプーやトリートメントのコーティングが全部剥がれ落ちたら、びっくりするぐらい軽くてきれいな髪になるんです。
コーティングが長年に渡って分厚くなっている人ほどそのコーティングがすべてきれいに剥がれ落ちるのに時間がかかってしまうんですね。
これほどつらいなら、いっそコーティングされたままの髪でいるという選択ももちろんできます。ただし、髪や地肌が元気で持ちこたえてくれるならの話です。わたしはできなかったんですよね……。
確かに、べたつくトンネル期間はつらいかもしれません。でも、シャンプーしなくてもよくなるんですよ!お湯だけでまったく問題なくなるんです。
それってラクでいいと思いません? 健康にもいいんですよ。これこそ髪や地肌のアンチエイジングです。
湯シャンのあと、べたつく人ほどがんばって乗り越えていただきたいって思うのです。更年期の方にはとくに薄毛や敏感肌で悩む前に、今こそトンネルを抜ける決断をしていただきたい。
まずは低刺激の石けんシャンプーから試してみませんか?
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