50代ぐらいになってきますと、短めのヘアスタイルになる人が多いのではないでしょうか。
徐々に髪のボリュームがなくなってきて、髪質が変わってくるんですよね。
わたしはくせ毛で、若い頃はストレートパーマをかけたり、クルクルやアイロンが欠かせず、それでも雨の日はぼさぼさになって、ほんと手間のかかる髪質だったんですが、すっかり素直になりました。
もちろん加齢のせいもありますが、シャンプーと毛染めをやめたのが大きい。
髪の傷みでバサバサだったからシャンプーをやめる決意ができた
わたしの場合、何もなくてもくせ毛で扱いにくい髪なのに、白髪染めを繰り返していたのがこたえたようです。さらに更年期で敏感肌に。
それで追い込まれるようにシャンプーをやめる決意をしたのでした。
当時の髪はバサバサでどうにもまとまらなかったので、もうやけくそです。
幸いわたしは在宅ワーカー主婦なので、湯シャン当初の髪のべたつきやニオイもどうにか耐え抜くことができたんですね。
湯シャンをおすすめしにくい原因はこれなんですよ。
毎日のようにシャンプーやトリートメントを長年続けてきている髪が湯シャンを始めると、それはもうとんでもなくひどい時期を乗り越えないといけません……。
シャンプーで洗い落とされた上にトリートメントやリンスでコーティングされることを繰り返されてきているので、そうした残留成分がなくなり、かつ頭皮が健全にはたらくようになるまでには相当時間がかかるんですね。
そう思うと、ヘアケア製品ってコワイ。
あまりの過酷な状態に耐えかねて湯シャンを挫折する人が後を絶たない。
いったいいつまで耐えないといけないの? と思うんですが、これまたかなり個人差があるようで、数か月から数年かかる人もいるようです。
思うに、中途半端なことはしないで、とことんシャンプーしないで耐えるのが近道。
わたしは最悪の状態は数か月ほどで抜けられましたが、ほんとに快適になるまでにはなんやかんやで半年以上かかってる気がします。
快適湯シャンを目指すには、なかなかの覚悟がいります。
50代女性は湯シャンの決意がしやすい
快適湯シャンまでの道のりは確かにたやすくないのですが、それでも50代女性は湯シャンの決意がしやすいと思うんです。
なぜなら、
- 髪が短め。
- 白髪染めに悩んでいる。
- 薄毛が気になる。
- 敏感肌・乾燥肌になってきた。
上記に該当する人が多く、快適に湯シャンができるものならしたいと思っている人が相当数いそうだからです。
50代女性は、からだにいいと思うと、がんばりが効く年代でもあります。
湯シャンを始めて、べたつきや匂いなど嫌な状況になればなるほど、これまで使ってきたヘアケア製品に対する不信感が募ってきて、もはや戻りたいとは思わなくなる人もなかには出てくるはず。
じつはわたしがそうだったんです。
シャンプーやリンスをただ使わなくなっただけで、こんなにも不快になるなんてまともじゃない、と思ったんですね。不衛生にしてるわけじゃないんですよ。湯洗いすれば、ふつうの汚れはそこそこ落ちるはずじゃないですか。それがべたべたしてどうにもならなくなるなんて、どう考えてもへんです。シャンプーになんかやめられなくなるしかけがあって、まんまとはめられてたとしか思えない。(疑い過ぎ)
ところで、日本人が毎日シャンプーするようになったのはわりと新しいんですよね。銭湯に行かなくなって、おうちでお風呂に入るようになった頃だそうなので、昭和50年前後でしょうか。シャンプーするのがあたりまえみたいになってますが、たいした歴史はないんです。
とはいえ年を取るほど習慣を変えるのは大変になってきます。
50代女性は湯シャンを始める適齢期かもしれませんよ♪
合わせて読みたいこちらの記事もおすすめ♪



コメント