NHKの『ドクターG』で、胃の中のピロリ菌のせいで、ビタミンB12欠乏症になったという症例がありました。
ビタミン不足って意外とコワイ。びっくりしました。
加齢による胃酸の減少に注意
番組の患者さんは、高齢で、しかもピロリ菌に感染しており、食生活には問題なかったのに、吸収力が衰えていたんですね。
年齢とともに胃酸の分泌が悪くなるのはよくあることらしいので、注意したい。
ビタミンB12欠乏症とは
ビタミンB12が欠乏すると、びっくりするぐらいいろんな症状があらわれます。
番組の患者さんの場合、
- ふらつき
- 歩行困難
- うつ症状
- しびれ
- 食欲不振
- 暗いところがコワい
- 認知症
などの症状で、病気の特定が難しそうでした。
ビタミンB12が欠乏すると、
- 貧血によるめまいやたちくらみ
- 睡眠障害
- 手足のしびれ
- 神経障害
- 代謝異常
といった症状があらわれ、あらゆる病気のリスクを高めます。
ビタミンB12は、非常に大事な役割を担っているんですね。
だけど深刻な病気がまさかビタミン不足で引き起こされていたと気づくケースはめったにないと思う。
ビタミンB12をとるには
ビタミンB12は、卵や肉など動物性食品に多く含まれています。
動物性食品を食べない方は、注意した方がいいかもしれません。
ビタミンB12は、過剰摂取による弊害がないので、心配な方はサプリメントを利用する方法もあります。
片頭痛もちの人もビタミンB12が不足しがちだそうですよ。
ビタミン補給なんて気休めぐらいにしか思っていない人も多いと思いますが、じつは病気予防と健康維持にほんとに役立つんですね。
食生活に問題がなくても、ピロリ菌を持っている人や、胃酸が少ない人は、思うように栄養がとれていない可能性があります。
胃の具合が気になる人は、検査をしてみるといいかもしれません。
確か胃カメラの検査が無料になる年齢があるんですよね……。今は鼻から管を入れるので、そんなに苦しくないですよ。
ピロリ菌がいると、胃が縮れているので一目でわかると教えてもらいました。
万が一ピロリ菌がいても、薬の服用でかんたんに除菌できるので心配ありません。
サプリメントはマルチビタミンがおすすめ
ビタミンとるならバランスよく。
添加物が少ないものを。
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