太陽光を浴びて、紫外線にさらされるのはとにかく肌に悪い。
赤ちゃんも日焼け止めクリームを塗る時代です。
小麦色に焼けた肌を自慢していたのはいったい何だったのか。
お日さまに当たらないとくる病になるよ、と言われてた。
わたしが子どもの頃は、お日さまに当たらないと、骨が丈夫にならずに背中が曲がる病気になると言われてたんですよ。
それが「くる病」と言うものなんですが、詳しいことは知りません。
太陽光の少ない北欧の人に多い病気だと聞いてました。
今は栄養状態が良くなったこともあって、少々日に当たらないからと言って病気になることはなく、むしろ紫外線リスクのほうが高いと言うんですね。
紫外線を多く浴びるオーストラリアは皮膚がんの人が多いとか。だったら北欧は皮膚がんが少ないかというと、そうでもないらしい。
紫外線は直接皮膚がんを引き起こすというものではなくて、細胞の酸化を促進させてしまうみたい。
一方で紫外線はビタミンDの合成に関わる重要なはたらきをしてくれるものでもあるんです。
ビタミンDのはたらき
ビタミンDってマイナーな感じなんですが、ビタミンですからけっこう重要な役割を担ってます。
骨の形成や免疫系などの調整機能との関りも深い。
食品からとれなくもないのですがけっこう限られていて日光浴が一番手っ取り早い。
少なくとも成長期の子どもにはある程度の日光浴は不可欠なんですね。
国立環境研究所によると、
札幌の冬は、日光浴によるビタミンD摂取はかなり難しいことがわかります。
5.5㎍とは、最低ほしいビタミンDの1日量。
天気や肌の色は平均値をもとに、成人の両手甲と顔の表面積をもとに算出してます。
ビタミンD不足の乳幼児、妊婦、若年女性、寝たきり高齢者が増えている。
これまで日本人はビタミンDが不足する事態はほとんどなかったんですが、最近徐々に増えつつあるそうです。
- 骨粗しょう症
- 高血圧
- 結核
- がん
- 歯周病
- 多発性硬化症
- 冬季うつ病
- 抹消動脈疾患
- 自己免疫疾患
などの罹患率が上がる可能性が指摘されてます。
長時間太陽光にさらされる生活を送らない限り、紫外線による害よりもビタミンD不足による害のほうが深刻みたい。
美容より健康でしょ。
わたしはもともと色白じゃないので、今さら日焼けを気にするなんてことはないんですが、日光浴を滅多にしないので、ビタミンD不足に気をつけたほうがいいかもしれないと思いました。
春からまた庭のぷち畑仕事に励みたいと思います♪
50歳以上女性のためのマルチビタミン
ちょっと粒は大きいですが、1日1粒ですむのがいい♪
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