ふだんの舌のポジションが下のほうにある低位舌をはじめ、舌の悪習慣が招く被害の幅広さと重大さには驚くばかりです。
べろなんて、日ごろまったくその存在を忘れるほど自然に自由に野放しにしていたのだけれど、ちゃんとしとかないといけないものだったんです!
舌は歯並びや噛み合わせに大きく影響している!
『あなたの人生を変えるスウェーデン歯みがき』によると、
歯並びは口の周りの筋肉と舌との調和のとれた位置に並んできます。
とあります。
出っ歯になったり、歯の向きがバラバラだったり、かみ合わせが逆になったりするのは、指しゃぶりだけが原因ではないんですね。
口輪筋が弱いと、飲み込むときに舌が出たり、前歯を押したりしてしまうそうなんですが、わたしもそうしてることに気が付いたんです。これって異常嚥下(えんげ)というものらしく、本来舌は、飲み込むときにはどこの歯にも触れない。上あごにくっついた状態なんだそうです。
で、やってみようと思うんですが、これがなかなかむずかしい。できることもあるんですが、かなり気を付けないと、飲み込む瞬間に自然と舌が前歯を押してることがわかりました。口は閉じているのに、少し舌を出していることもあります。舌が前方に動かないと飲み込みにくいんですね。
だからわたしは前歯が閉じないかみ合わせになってしまったんだとわかりました。すき間がちょうど舌の幅と同じくらいなんですよね。この間違った舌習慣のせいで歯並びとかみ合わせが悪くなったなんて、もっと早く知りたかった……。
こういう習慣を正さないと、いくらお金をかけて時間をかけて矯正しても、きれいな歯の状態は維持できないそうですよ。
悪い舌習慣の影響は、歯だけにとどまらなかった!
ことは歯だけにとどまらないんですよ。
「鶏が先か卵が先か」でわからないんですが、ともかく舌習慣が悪いと、たいていの場合、口呼吸になってしまうんですね。
口呼吸の弊害は全身に及び、アレルギーやいびき、無呼吸症候群など、数え上げたらきりがありません。
美容的にも困る二重あごもやっぱり、舌ぐせのせいで筋力が劣ることが大きな原因みたい。
実際、舌トレで二重あごが改善する人もいるそうです。(うらやましい)
女性が中年になって太る前から二重あごになるのは、筋力がなくなってくるからなんですね。二重あごは気道がせまくなってる証拠ですから、無呼吸症候群や脳卒中のリスクも高まってるってことでもあります。
異常嚥下(えんげ)も深刻な問題です。飲み込む力が弱いってことですから、将来自力で食事がとれなくなって、要介護になるリスクもあるってことです。
今さらとあきらめないで、今からでも舌の正しいトレーニングを始めたほうがよさそうです。
あげろうくん
歯科医院や介護施設で利用されている有名な舌トレ器具。
二重あご改善や舌の端っこが歯型でぎざぎざになるのが防げるようになるとか。
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