脳梗塞、糖尿病、認知症といった生活習慣病の予防につとめること、それが更年期おとな女子がすべき一番の健康管理ではないでしょうか。
病気は、努力ですべて避けられるようなものではありません。だからといって、好き勝手な生活をして、むやみにリスクを高めることに無頓着でいいわけないですよね。
誰もが年とともに、いつなってもおかしくない生活習慣病、なってしまうのをただ待っていることはありません。
「こうしていればよかった。」と後悔しないために、できることから始めましょう。
治療より予防に投資する方が得!
生活習慣病になってから治療すると、からだだけじゃなく、金銭的にもたいへんだという話をよく聞きます。
生活習慣病は、一度患ってしまうと完治が難しく、死ぬまでずっと治療し続けることがほとんどだからです。
加齢で、からだが老化していくことは避けられません。だからこそ、少しでも老化のスピードを緩やかにし、生活習慣病のリスクを低くし、なるだけ長く元気で過ごすために努めることは、年長者のつとめではないでしょうか。
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生活習慣病予防は食事改善から
一方で、いつ死んでもいいように、毎日を楽しく過ごしたい、という考え方に惹かれることもあるんですよね。
好きなことをして、好きなものを食べ、ガマンしたりストレスをためこまない生活も一概に悪いとは言えない気もします。
大好きなスイーツを思う存分食べたときは、幸せな気持ちになったりしたものでした。
でも、甘いものの食べ過ぎで、からだが重く、片頭痛が頻発したり、湿疹といった体調不良の原因になっていたことも事実だったんですよね。
低糖質食を心がけてから、いろんな体調不良が軽減し、あらためて甘いものを食べ過ぎていたことを思い知りました。
生活習慣病の予防には、まず食事改善です。
食事改善は、一番簡単なようで、もっとも難しいということは、よくわかっているつもりです。でも、病気になって、半ば強制的に極端な食事制限を強いられるより、今、食事のちょっとしたクセや習慣を見直すほうがずっといいと思いませんか。
食事の楽しみにはいろいろある。
おいしいものを食べたときの幸福感というのは、その瞬間だけの楽しみです。そして、それはそれで大切なひとときです。
でも、食事というのは、一瞬のおいしさを楽しむためだけにあるのではありませんよね。
食事は、人が元気に暮らしていくために、大切なものです。人は、ただ、栄養をとるためだけに食事しているのではなく、食事の支度や会食といったあらゆる場面を通し、精神的にも重要な効用を得ています。
食事には、
- 一瞬のおいしさを楽しむため。
- からだに必要な栄養をとるため。
- 人のために食事の用意をしたり、いっしょに食事をするといった精神的な充実感を得るため。
など、多様で重要な役割があるんですね。そして、いずれも欠かせないものなんだと思います。
「寝かせ玄米生活」を推奨されている荻野芳隆氏は、食事には、メリハリが大切だと述べています。
食べ過ぎや不摂生を嫌々ガマンする、というのではなく、死ぬまで元気に楽しく食事を楽しむために、積極的に楽しみながら食事改善に取り組んでいきたいですね。
更年期の今こそ、生活習慣を見直すのに一番いい時期ではないでしょうか。
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