湯シャンを始めてベタベタ期を過ぎ、快適に洗えるようになってくると、毎日洗髪しなくても不快じゃなくなってくるんですよ。
こんなことを言うと、なんか不潔な人のように思われそうだし、勤めてない主婦だからできることなのかも、って思ってたんですが、湯シャン歴の長い人はだいたい同じように思うみたいです。
信じてもらえないかもしれないけれど、シャンプー剤が頭髪を臭くしてるように思えてならない。
日本人は世界中の誰よりもシャンプーし過ぎてます。
洗浄剤で油分をすべて洗い流し、コーティング剤でつるつるにし、さらにいい香りをぷんぷんさせないことには洗った気がしません。そんなふうに洗脳されているみたい。わたしもそうでしたから。
この頃は洗濯で衣類もコーティングして香りづけ……。
販売戦略にまんまとひっかかってるだけのような……。
これも景気がよくなるためならまだいいんだけれど、敏感肌やらアレルギーやらになって、健康を損ねているんだったら馬鹿らしい。
湯シャンにすると、頭皮はそんなにすぐ臭くならないし、かゆくもならない。そのことに一番わたしもびっくりしたんです。それで、やっぱりシャンプーは必要ないと思うことができました。
湯シャンとヘナは相性ばっちり!
湯シャンだけだと頭皮が乾燥してフケが出ることがあったんですね。
それが偶然ヘナで白髪染めするようになってから改善したので調べてみたら、ヘナは染料というより、もともとヘアケア効果に優れたハーブとして知られていたんですね。
ヘナにはデトックス効果があって、余分な油分も吸い取ってくれますし、ヘナのオレンジを黒っぽくするために混ぜるインディゴは藍で、これには抗菌作用があります。
髪や頭皮にヘナとインディゴを塗ると具合がよくなるわけです。頭皮のにおいもしにくくなると思います。
ヘナ染めをして2週間ぐらいはすすぐと色落ちします。でもシーツや洋服が汚れて困るほどではありません。染まった髪はヘナは日に日に濃くなり、インディゴは徐々に落ちていきます。
ところが髪にシャンプーなどのコーティング剤が付着している人は、ヘナが髪に定着しづらいので、染まりにくく、激しく色落ちしてしまうみたいです。
ヘナは湯シャン派と相性がいいんですね。
ヘナシャンプーの仕方
ヘナシャンの方法は、乾いた髪にヘナを塗り込み、しばらく置いて流すだけ。
ヘナはお湯で適当にのばしておきます。100円ショップのケチャップ容器みたいなのに入れると便利だそう。容器に入れるときは薄めにときます。
ヘナは時間がたつほど染まるので、染めたくないときはすぐに塗ります。
頭皮のニオイやヘナのオレンジが気になるときは、インディゴを半量混ぜるといいです。基本的に黒髪は染まりませんが、ヘナがオレンジっぽく光るのを抑えてくれます。
インディゴはヘナより染まりやすく色落ちもしやすいのでよくすすぎます。
ヘナシャンプーは油分をとり過ぎることはないんですが、場合によってはデトックス作用で頭皮が乾燥するかもしれません。気になるときは、シャンプー前にオイルマッサージをするといいみたいですよ。
インディゴは、多少髪がパサつく感じがあります。でもそれははじめだけ。いつまでもパサついたりはしません。さっぱりしたいときにはいいと思います。
慣れればお風呂でふつうのシャンプーと同じように気軽にヘナシャンできます。つけて流すだけなのでふつうのシャンプーよりラクかも。
ふだんは湯シャンでじゅうぶんなので、わたしは白髪染めするとき以外ヘナはしません。
ヘナの白髪染めも慣れれば簡単で気持ちいいですよ。
愛用の白髪染めヘナ
ヘナとインディゴ、ほかにはナチュラルヘナと言われているセンナ以外は入ってません。センナは色がつきません。
自分で色を調整したいときは、ヘナとインディゴが別袋になっているブラックやマホガニーを選ぶと便利。
レッドはヘナの2パック入り。
なめらかで粘りのある上質ヘナです。
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