完全に脱シャンプーに成功しました。いまさら何があってもシャンプーしたいと思いません。なぜって、こんなラクなことないでしょ。
シャンプーをやめて、一番よかったことって何だと思います?
一番信じられないことかも。
髪がね、におわなくなるんです!
シャンプーするから髪がにおう。
シャンプーを毎日せっせとしていたときは、シャンプーをしない日があると、すぐに髪が臭くなるのが自分でもわかったものです。
だから、ますますシャンプーしないではいられませんでした。かゆみやフケも今よりずっと気になってました。
シャンプーをやめて半年ぐらい我慢すると、たいていの場合、髪のべたつきはしなくなります。
湯洗いは、シャンプーのように、いい香りもしませんし、ヌルヌルもしませんが、パサパサにもなりません。まったくニュートラルになるんですね。それがはじめは、もの足りなくて、洗った気がしないんです。湯洗いをしても、正直さっぱり感がないんですよね。
でも、この頃は、湯洗いすると、ふつうにさっぱり気持ちいいって思います。やっと、やっとシャンプーの後遺症から抜けたのかもしれませんね。半年から一年かかるかも。
長年シャンプーをしていたせいで、おそらくわたしの地肌の常在菌は死滅していたのではないでしょうか。
だから、シャンプーをしないと、すぐに嫌なニオイがしたり、かゆくなったり、フケが出たのではないかと思うんです。
常在菌が死滅とまではいかなくても、バランスが崩れていたのは間違いありません。地肌も腸内と同じで、常在菌のバランスが大事なんですよね。
地肌の常在菌がニオイの素を取り除き、保湿してくれている。
健康な髪の地肌には、たくさんの常在菌がバランスよく生きてはたらいてくれているんですね。シャンプーのし過ぎは、その常在菌のバランスを崩すだけじゃなく、最悪の場合、すっかり死滅させていたりするそうです。
地肌のうるおいは、常在菌の分泌物によるものです。常在菌は、本来地肌の皮脂を食べてくれたり、肌バリアを強くしてくれたり、よいはたらきをしてくれるものですが、増えすぎたり減りすぎたりしてバランスが崩れると、逆に肌にダメージを与えるものになってしまうんですね。
髪や地肌の汚れは、シャンプーで洗わなくても取り去ることができるものなんです。そのことをよく心得て、シャンプーは使う量や頻度を考えたいですね。
どんなにやさしいと言われているシャンプーも、その成分は、からだには必要ないものなんですよね。肌バリアを壊してまで侵入してくる成分がいいはずありません。と、わたしは考えています。
高価なシャンプーでも結果が出ないときは、思い切って脱シャンプーしてみては。
いろいろ事情があると思いますので、脱シャンプー、どなたにもおすすめできることではないと心得ております。うちも、脱シャンしてるのは、わたしだけで、オットもムスコも脱シャンしてません。
ほんとは、したほうがいいのになあ、と思っているのですが、無理強いはできません。
実際、シャンプーの後遺症を乗り越えるには、長いトンネルがあります。ときどきシャンプーをやめるぐらいでは、いつまでたっても抜けられない厳しさです。
でも、かゆみやフケ、抜け毛が深刻で、何をしてもよくならないという方は、今すぐ脱シャンプーされることをオススメしたいです。
ちゃんと、常在菌が育つ地肌に戻ってあげましょう。長い道のりかもしれませんが、きっとよくなりますよ。
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