病気を克服する人、いますよね。
医療に頼るだけじゃなくて、たいてい独自の健康方法を信じて続けているんです。
どうしてそんなふうにできるのか考えてみて気づいたことがある。
みな自分のからだが持ってる計り知れない力を信じてるんです。
お医者さんの話を鵜呑みにしない。
瞑想の本をたくさん書いている宝彩有菜氏は加齢性黄斑変性という目の病気を自力で治した経験の持ち主です。
右目に発症し、お医者さんには老化だから仕方ないと言われたそうです。
そこでふつうはあきらめてしまいそうなんですが、宝彩氏はふと疑問に思います。
左目も同じように老化するならわかるけど、どうして右目だけ?
そうしてふだんから右目をろくに使わずに過ごしていたことに気づきます。それから独自のトレーニングをして回復したんです。
カラダは使わないでいると衰えるってほんとなんですね。
確かに、時とともに老化することは避けられません。でも、急激な衰えには何かほかにも原因があると考えていいのかも、と思いました。
何十年もひどいやけどの跡で苦しんでいた人は、ビタミン剤を大量に摂取するという方法で、肌がきれいに再生したという実話もあります。
お医者さんや医療の常識は必ずしも正解とは限らないんですね。
というか、人間のカラダというのは、じつはものすごい力を持っているのに知らないことだらけなんですよね。ただうまく使いこなせてなくて不具合が生じているだけなのかもしれません。
専門家に丸投げでいいの?
医療を信じてないわけじゃないですよ。
ものすごく頼りにしてます。
でも、どこか具合が悪くなったら病院に駆け込んで何とかしてもらえばいい、という考えはあらためないといけないと思うわけです。
お医者さんたちは、シロウトに何がわかるとか、専門家にまかせとけ、と言うかもしれません。そうしたほうがいい場合もあるでしょうし、そうするしかないこともいっぱいあります。
だけど自分のからだの管理者は自分です。いたわったり、励ましたり、トレーニングするのは自分でなければできないんですよ。「シロウトだからよくわかりません」ではダメだと思うんです。
うまく表現できなくても、体調のクセとか具合がわかるのは自分だけなんですよね。
どういうときに悪くなって、どんなことをするとからだが喜んでるか、といったようなこと、把握してますか?
『おなかもみ上げ』ではセルフケアできるおなかマップというのが掲載されていて、毎日おなかをさわっていると、どこが疲れてるというようなことがわかるようになってくるとありました。
わたしも体力はないし、片頭痛持ちでストレスに弱い、といったことばかり思ってくよくよしがちなんですが、もっと自分のからだに感謝して、持っている底力を信じて引き出せるように大事にしていかないといけないなぁ、としみじみ思ったのでした。
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