片頭痛もちの人は細胞内のミトコンドリアが少なく、元気がないと言われてます。
ミトコンドリアというのは、ほとんどの生物に存在するエネルギー代謝に関わる小さな器官です。エンジンみたいなものでしょうか。細菌のような生き物に近いもののようです。
片頭痛はミトコンドリアが弱ることで発症する病気の一つなんですね。
ミトコンドリアを減らさない。
まず今あるミトコンドリアをこれ以上減らさないことが大事。
ミトコンドリアを弱らせるものには
- 抗生物質
- アスピリン
- カルシウムイオン濃度の異常
の3つがあります。
抗生物質やアスピリンなどの薬は必要最小限用いるもので、安易に服用しないことが大切です。とくにアスピリンは、市販の鎮痛薬や風邪薬に配合されているので、ついつい頻繁にとっている人が少なくないんですよね。
薬に頼らなくてもいい生活習慣の見直しに真剣に取り組みたい。
カルシウムイオン濃度の異常は細胞内のミネラルバランスが崩れることで発症します。降圧剤のカルシウム拮抗薬には、カルシウムイオンが細胞内に流入するのを防ぐ作用があるので、ミトコンドリアが持つカルシウムイオン濃度を調整する機能を破壊し、死滅させるおそれがあります。ほかにも乳製品などマグネシウムとカルシウムのバランスが極端に悪い食品をとり過ぎると、カルシウムイオン濃度の異常が起こる場合があります。さらにストレスなどでマグネシウム不足が続くことでカルシウムイオン濃度が高まることもあります。
ミトコンドリアを増やすには、ミトコンドリアを甘やかさない
食事は腹八分で満腹になるまで食べない。
ミトコンドリアは生物と似ていて、危険を感じるほど増えようとするものらしい。
厳しく甘やかさないほうががんばってくれるみたい。
だからダイエットは有効な方法なんです。カロリーは控えめにし、空腹を感じることが大事。
間食はミトコンドリアを甘やかすことになるのでしない。
標準より痩せている人はカロリーは増やすが間食はしない。
長寿ホルモンとして有名なアディポネクチンもまたミトコンドリアを増やすと言われてます。アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンなんですが、これも肥満になると減り、減量すると増えます。
体重管理をしてきちんと空腹感を感じることがミトコンドリアを増やす方法なんですね。
ミトコンドリアを増やす食品
- ブドウの果皮やピーナッツの薄皮などに含まれているレスベラトロール。
- 大豆製品に含まれているタンパク質成分βコングリシニン。
- 黒豆やブルーベリーの皮に含まれているアントシアニン。
- トマトなどに含まれているリコピン。
植物の抗酸化物質がいいみたいですね。
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