いつ助けてもらえるかもわからない絶望的な状況の中にあって、パニックになる子がいなかったのは、僧侶だったリーダーが子どもたちに瞑想を教えたからだという。瞑想ってやっぱりすごいかも、とあらためて思ったのでした。
動かない瞑想で血行がよくなる理由
瞑想で血行がよくなるというのは、何だか不思議な気がします。血行はからだを動かしてよくするものというイメージが強かったからです。
瞑想で血行がよくなるのは、呼吸が深くなることによります。
瞑想といえば呼吸法と言ってもいいぐらい呼吸が重要なんですね。
瞑想には興味があって、何冊か本を読んでみましたが、何だか漠然とした印象で、わかった!という感じはないんですが、呼吸と深く関係していることだけはわかりました。
運動するにせよ、リラックスするにせよ、人間呼吸しないと生きられません。
だからその呼吸の仕方ひとつで心身の状態が変わってしまうとしても、考えてみれば不思議でも何でもないことなんですよね。
呼吸が浅くなりがち
呼吸が浅いから疲れるのか、疲れるから呼吸が浅くなるのか。
呼吸が浅くて不安になるのか、不安だから呼吸が浅くなるのか。
どっちなんだろう。どっちにしろ、いつも気づけば呼吸が浅い。
呼吸、ちょっと意識してみてください。わたしなんかは気づけばいつも世話しなく息してます。
小さいせいか脈拍もはやいんですよ。
はっと気づいたときだけでも深呼吸するようにしてます。大げさなため息でもいいそうです。
アレルギーもちで口呼吸していた習慣は、舌の正しいポジションを知ってから改善しました。舌は上あごにくっつけるのが正しい位置なんです。ご存知ですか? このポジション、口を閉じていないとやりにくい。それで自然と鼻呼吸できるようになるんです。さすがに鼻が詰まったり鼻水がひどいときは難しいですが、ふと鼻呼吸している自分に気づいたときは、ちょっと嬉しくなります。

まずは口呼吸しないこと。口呼吸は口内環境を悪化させ、やがて全身の健康にも影響するので馬鹿にできないんですよ。
鼻呼吸の大切さや正しい舌のポジションについてはこの本に詳しく書かれています。
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呼吸法の練習は寝ながらするのがいい
瞑想は呼吸法と言っても過言ではない。
座って瞑想すると、なかには血行が悪くなるという人もいるそうで、深い呼吸がしやすい姿勢で瞑想するのがよさそう。
瞑想はいつでもどこでも誰でもできるものなんですが、正しくできているかどうかの判断はけっこう難しい。
気持ちがラクになったり、疲れがとれたりといった効果を感じられる人は、きっとうまく瞑想できてるんでしょうね。
わたしの場合、気が散ったり、かえって疲れたり緊張したり、けっこう集中できないことも多いんですよね。
そんなときは、ラクな姿勢になって、無理やりにでも深呼吸してみることにしてます。けっこう強引です。
呼吸から整えるというのがわりと一番わかりやすい。むずかしいことは置いといて、まずはとにかく深呼吸する。そうすればからだも気分も後からそのうちついてくるのではあるまいか。そう期待しながら半ば強引に深呼吸して気分転換してます。
そうでもしないとわたしは後ろ向きのマイナス思考型なので不安ストレスがたまりやすい。一生懸命深呼吸して、必死でガス抜きしてる感じ。
それなりに効いてると思います。
タイ洞窟の一件で、やっぱりきっと瞑想の効果はあると確信したのでした。
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