何でもバランスよく食べたほうがいいことはじゅうぶんわかっている。でもそれが案外というか、かなり難しい。いつかご紹介した「14品目食事法」はかつて推奨されていた「1日30品目」よりはずっとやさしい。それでも「14品目かぁ」とため息が出る。
そこでわたしがいつも参考にしているのは『寝かせ玄米生活』で述べられている「食べる割合の黄金比」というもの。
黄金比はずばり、米6:野菜3:肉(魚・卵)1!
なぜに黄金なのかというと、この比率で食べると、きれいにすべて代謝されるからです。
代謝というのは、食べ物から必要な栄養をとり、不要なものは排泄するはたらきのことですね。この流れが滞りなく行われれば、太ったり病気になったりしないわけです。
それにしても大雑把ですね。これを栄養素でいうと、炭水化物65:脂質20:たんぱく質15なんだそうです。
野菜は緑黄色の生がいいとか油はココナッツオイルがいいなんて細かい注文はありません。その季節に手に入るものを何でも食べればいいんです。
しかも、米が半分以上。ご飯好きにはたまりません。これならできそうだと思いませんか?
寝かせ玄米生活
やっぱりこれが一番取り組みやすい。
黄金比は歯の構造でわかる
どうして米6:野菜3:肉1が代謝の黄金率なのかというと、人間の歯の構造から導き出されたものなんです。歯には
- 穀物をすりつぶす臼歯
- 植物を噛み切る門歯
- 肉を噛みちぎる犬歯
があります。人間の歯は、臼歯が62.5%、門歯が25%、犬歯が12.5%なんですね。
この割合で食べるのが自然のルールではないかと言われています。
また、消化酵素も同じことが言えます。雑食の人間は複数の消化酵素を持っていますが、中でも穀物やイモ類などの炭水化物を消化する酵素「アミラーゼ」がもっとも活発なんだそうです。
こうした長い間に培われてきたカラダのしくみに合わせて食べるのが一番効率がいい食べ方だという考え方です。
歯って大事! ワンタフトブラシで歯みがきしよう。
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食事の質を高める方法
食べるバランスの次に大事なのは、食事の質です。食事の質は、
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
- 酵素
の量で決まります。
以上4つはどんな食材に含まれているかというと、
- 野菜
- いも
- 海藻
- きのこ
- 発酵食品(味噌・納豆・漬物など)
- 玄米
以上の6つを覚えておくといいです。さらに、
- ビタミン=色鮮やかな野菜
- 海系=ミネラル
- 筋っぽい=食物繊維
- 発酵食品=酵素、乳酸菌
と覚えると簡単です。
これで食事の半分を玄米にすると、それだけで質の高いバランスのいい食事ができることがわかりますね。以上すべて『寝かせ玄米生活』の受け売りです。興味のある方はぜひ読んでくださいね。
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