船瀬俊介氏の新刊が出ました。はやくもアマゾンでベストセラー1位です。わたしも『3日食べなきゃ、7割治る!』を読んで、いっぺんに船瀬俊介氏のファンになりました。
極端だし、胡散臭いって言う批判があるぐらい、わかりやすくておもしろいんですよね。タイトルなんか、ウマイなあって思います。読んでみたくなりません?
書いてることもウソじゃないと思うんですよね。何より、ご本人が実践証明されているところに、大きな説得力があります。
確かに、万人にいいとは思いません。科学的な根拠もないかもしれません。でも、健康法って、たいていそんなものじゃないですか。
少なくとも、いろんなものを食べ過ぎがちな日本人には、食べない健康法がしっくりくる人、少なくないのではないでしょうか。
1日1食、やってみたいけど、なかなかできません!
1日1食、できそうでできません。短期間ならともかく、船瀬氏のように、日常の食習慣として身につけるのは、かなり困難です。
むちゃくちゃ効果があると言われても、なかなか実践できないダイエット方法みたいなものですね。
それほど食べる魅力は大きいんです。
おいしいものを食べることが人生の楽しみだと思っている人がほとんどではないでしょうか。とくに、スイーツなんか、人を笑顔にし、幸せな気持ちにしてくれますよね。
これが砂糖依存だとか、砂糖中毒、砂糖はドラッグ、みたいなことを言われたら、どうでしょう?
食べることに対する根本的な意識が変わらない限り、食べることに対する執着みたいなものから逃れることってむずかしい。
だから、船瀬氏は、極端なぐらい食べ物を悪者あつかいするようなことを述べて、わたしたちの食に対する意識改革をしようとしているのかもしれませんね。
わたしみたいに、いろいろ思い当たる人は、船瀬氏の記述にいちいちドキドキして、コワくなったりするんです。
最近は、ちょっと体調が悪くなると、砂糖をとり過ぎたかな?食物繊維不足で排便不足? などと考えるようになりました。とりあえず薬、じゃなく、食事を疑うようになったのは、まんざら悪いことではないように思っています。
『やってみました!1日1食』の読み方。
船瀬氏の本は、読み物として本当に魅力的でおもしろい。読んで楽しんで、できるなら活用したいですよね。
もし、実践する場合は、多くの方が感想で書いておられるように、自分にできる範囲で、自分のペースを見ながら、自分の責任で行うことです。
これは、何も船瀬氏の本に限ったことではありませんよね。
健康法は、そのとおりに実践していないから効果がない場合もあれば、そのとおりにしないでアレンジしたからうまくいく場合だってあります。そもそもやってはいけない人や場合もあります。
でも、健康法を推奨している人は、これが一番! なかには、これ以外はダメ! みたいな感じですすめてきます。それは、そういうものなんだと冷静にならないといけません。
自分のからだをあきらめない人を見ていると、何よりも自分のからだを信じて、よく観察していると思います。それに比べて、わたしは、自分で考えるよりも、誰かの言ったことや情報に振り回されるばかり。
情報や他人の経験は、自分のからだと向き合って、はじめて活用できるものなんですよね。
食べない習慣、わたしも自分にできる範囲で取り入れながら、調子をみていかないといけないと思ってます。
自分のからだ、もちろん、ときに信頼し、ゆだねることも必要なんですが、あらためて、無責任にひとまかせにしちゃいけないってこと、学んだ気がしています。
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