つい最近知りました。コレ、腸に穴が開く病気なんだそうです。コワいですね。だけど、知らないで過ごしている人が相当いるんじゃないかって話です。(日本人の7割とか……)
病院で検査して見つけてもらえる病気じゃないらしいんですね。おとなの事情? があるようで、あまり広く告知されてないみたい。LGSは慢性疾患の原因になってる大元じゃないかって言われてるんですが、治療されないのが現状なんですって。
リーキーガット症候群だったらどうなの?
リーキーガットの代表的な症状はアレルギー。そのほか貧血とか頭痛とか、それはもうあらゆる病気の症状があらわれるようです。
で、ほんとに糖尿病とかアトピーといった診断名のつく病気になってしまう人は治療するんですが、なんだかわからないけど体調が悪い人はどうすればいいのかわからないのでそのままなんですね。
リーキーガットになると、腸内環境がめちゃくちゃになってるので、いくらカラダにいいものを食べても吸収されないし、ふつうはブロックされるような有害なものもどんどん体内に入ってきてしまったりもする。これはもうどうにかならないほうがおかしい状態なんですね。
で、何でなるかというと、要は偏食と過食なんです。
リーキーガットかも? と思ったら。
「わたし、もしかしたらリーキーガットかも」と思ったら、これはやっぱり腸の病気なので食事制限が一番いいらしい。腸を休めて回復してもらうんですね。でもこれ、それこそ「何を食べたらいいの?」というぐらい避けたほうがいい食品がむちゃくちゃ多い。食べてもいい食品を探したほうがいいくらい。
なかにはカラダにいいと思って積極的にとっていた玄米食や発酵食品がダメなケースも。あとは依存性の高い砂糖とか小麦粉、アルコールやカフェインももちろんダメ。
何か個別の食品の摂取量が多過ぎて具合が悪くなってることがわかれば、それを適量に減らしたり、定期的にその食品を食べないようにすればかなり改善するみたい。でも、それがほんとに体質に合わない食品であった場合はやめたほうがいいこともあるそうです。
とくに最近小麦アレルギーの人が増えているとか。でもこれ、ものすごい種類なんだそうです。小麦の過剰な品種改良が原因と言われてます。そもそも日本人は小麦を食べ始めた歴史が短いですから、対応できない体質の人が多いそう。乳製品と同じですね。大好きなパンや麺を控えたら、劇的に体調がよくなるケースがめずらしくないみたいですよ。ちょっと哀しいけど……。
とにかく偏食と過食を避けよう。
健康に敏感になると、どういうわけだか食べてはいけない食品がどんどん増える。
「えーっ! 玄米も豆乳もダメなの??」みたいな。ナンなんでしょうね。
わたし、絶対食べてはいけない食品って、そう多くないと思ってるんですよ。そういうものは、はじめから食品になんかなってないと思うので。
どんな食品にもいい面と悪い面の両方あるでしょ? たとえば玄米。フィチンとかいう成分がよくないから玄米は食べないほうがいい、という人もいるんですよね。
だけどわたしはデメリットを上回るメリットがあればそれでいいと判断してます。でも、実際にはどれぐらいの影響があるか?将来どういうことになるか? 正直わからないことのほうが多いです。基本的に食べてみて、さしあたって具合が悪くなければよい、と自己責任で思うことにしています。
それにしても「これさえ食べれば血液サラサラ」とか「認知症予防」に「ダイエット効果」などなど、魅力的な健康情報が世の中いっぱいありますよね。つい振り回されていろんな健康法に乗っかってしまいたくなる。
健康法というのは、みんながわかりやすく取り組みやすいように単純化されるせいか、とかく極端になりがちなんですよね。真面目な人ほど偏食になってしまうおそれがあります。これには注意しないと。わたしは飽きっぽいので全うできないからちょうどいいんですが。
あとはとにかく食べる量が多過ぎるというのはあると思います。幸か不幸か日本はおいしいものであふれていますからね。思うまま好きなものを好きなだけ食べたら即過食です。最近はカラダにいいと言われている食品を食べ過ぎる例も増えてます。
こんな本もあるぐらいで。
難しいことはわかりません。でも、できる範囲でこうした偏食と過食を避けるように努めればいいんじゃないかなあって思ってます。で、体調悪いときは、栄養をつけるんじゃなくて、今は断食するぐらいがちょうどいいかも。(もちろんわたしの場合はです。)
体調は自分がよく感じてあげないとね。
寝かせ玄米生活
リスクに負けないカラダ作りを基本理念にしているところが個人的に好き。
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