ラブレクラウトというのは『片頭痛の治し方』で紹介されている食べ物です。
ラブレ菌とザワークラウトを組み合わせて著者である後藤日出夫氏が名づけました。
ラブレ菌は日本古来の乳酸菌
ラブレ菌は京都に古くから伝わる「すぐき漬け」というかぶの一種を塩漬けしたものから発見された植物性乳酸菌です。
腸内で酢酸、乳酸、酪酸などを生成し、悪玉菌が増え過ぎないようにしてくれる善玉菌です。
ラブレクラウトを作るときは、ラブレという乳酸菌飲料を使います。
ラブレ菌はそのほかにも
- ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化。
- インターフェロンαの生成を促進。
する働きがあると言われています。
つまり免疫系の働きを助ける効果があるんですね。
また、ラブレ菌は胃酸や胆汁などの影響を受けにくく、動物性乳酸菌よりたくさんの生菌が腸に届く可能性が高いんです。
日本人のからだに合いやすい腸内細菌と言えそうです。
キャベツが大量に食べられます。
キャベツを丸ごと1個買っても使い切れないとお悩みの家庭が多いと聞きます。
うちもそんな感じでした。
でも、ラブレクラウトを常備するようになってからは、週に2個でも使い切る自信があります。
切るのがちょっと手間ですが、それも慣れれば上手になりますし、早く刻めるようになりますよ。
漬けるとカサが小さくなるので思いのほかたくさん食べられます。
酸っぱいのが苦手な方は、そのまま食べずに味噌汁や炒め物に混ぜて食べてもいいと思うんです。案外どんなものにも合わせやすい。
醤油やマヨネーズをちょい足ししても食べやすくなります。
うちのおすすめは焼きそば。絶品です。
キャベツにはアブラナ科の辛み成分イソチオシアン酸塩というのが含まれていて、解毒酵素の働きや抗酸化力を高めてくれるのですが、キャベツが発酵することによってその生成が促進されるんです。もちろん生のキャベツに含まれているビタミンCや葉酸も減りませんから生のキャベツを食べるより効果的なんですね。
イソチオシアン酸塩は、片頭痛を引き起こす血小板の凝集を抑え、血管をやわらかくして血圧を下げ、血流をよくする働きまであるんです!
また、キャベジンで知られるビタミンUは、胃酸の分泌や肝臓の脂肪蓄積をコントロールしてくれることで有名です。
サプリメントに負けてないと思いません?
実際、ラブレクラウトをまめに食べるようにすると、とりあえず便通はすぐに改善します。
切らさないように作り置いて常備しておくのがたいへんなんですが、しっかり食べ続けたら、へたな薬より体調よくなると思います。
いろいろバランスよく食べないといけないと思うと、食事の改善には頭を痛めますよね。
そういうときにもラブレクラウトがひとつあれば、そこそこ恰好がつくのではないでしょうか。
というほどわたしは信頼してます。
よろしかったらお試しを。
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