健康管理には、優先して行わなければいけない短期的なものと、長期的に改善や予防をめざすものの両方があり、そのどちらも怠っては健康になれません。
でも、忙しいとか、経済的な理由で、とりあえずその場しのぎの対処療法だけですませていないでしょうか?
これからは、少しずつできることから長期的な健康管理も取り入れて、病気になりにくいからだづくりをしていきたいですね。
鎮痛剤で満足してはいけない
わたしは片頭痛もちなので、からだのどこかに痛みがあるつらさはよくわかります。正直、痛みの真っ最中は、今この痛みが止まるなら、他に何もいらない、という思いだけになります。
痛みがゼロになることまでは期待していないけれど、できれば頭痛発作の回数が少しでも減ってくれるとありがたいのになあ、というのは、ずっと長い間思ってきました。
そのためには、直接的な治療方法を探し回るというよりは、できるだけ健康的な生活をして、からだそのものを元気にしていくしかないんですよね。
そんなまどろっこしいことはできないとか、効果がいつあらわれるかわからないとか、どうせしてもしなくても変わらない、とか言って、あきらめて何もしないというのが、じつは一番健康から遠ざかっていることなんです。
お金をかけなくても健康管理はできる
健康管理をちゃんとしようと思うと、お金がかかるんじゃないかと思っていませんか? わたしもずっとそんなふうに思ってきました。
何にお金がかかるかと言うと、簡単で便利に健康管理ができるサービスや、途中で投げ出さない仕組みに参加するのにお金がかかるんですね。
たとえば、栄養バランスのとれた食事を用意してもらうサービスや、悩みや健康管理の方法を相談したり、アドバイスしてもらえるサービス、同じような仲間と励まし合えるサービスなどです。
だれでも、何でも、ひとりで取り組むのはむずかしいですからね。
しかし、こうした応援してくれるサービスにお金をかけてもかけなくても、健康管理する上で、自分がやることは同じなんです。
つまり、食生活や生活習慣の見直しですね。
すぐできる簡単なことから始める
何でもかんでもやろうとするからイヤになると思うんです。できそうなこと、簡単なことから始めてみてはいかがでしょう。
わたしの場合、
- 牛乳をやめる。
- マーガリンやショートニング、植物油脂などトランス脂肪が疑われる食品をできる範囲で避ける。
- 歯みがきを丁寧にし、歯周病予防につとめる。
- 舌をまわす運動やお腹マッサージをする。
- 食べ過ぎない。
と、大したことはしていませんが、なんか、健康管理ができているような気持ちになります。できない日があっても気にしないで、途中であきらめないようにしています。毎日の積み重ねがやがて効いてくると思うからです。
食生活は、何を食べるかよりも、何を食べないようにするかに注意すると、お金もかかりませんし、簡単です。からだにいいものを食べる効果よりも、からだに悪いものを食べない効果のほうが大きいらしいですよ。
今の時代、食べ過ぎに気をつけて、腹八分目を心がけるだけでも、食生活の改善につながりそうです。
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