常々、食べ過ぎが万病の素だと思っていたわたし。「3日食べなきゃ7割治る!」という本のタイトルを見つけた時、「ほら、やっぱり。」と、ちょっと得意な気持ちになってしまいました。
七号食といい、からだにいいものを食べることより、シンプルに、今、食べないことが見直されているんですね。
「3日たべなきゃ」は、アマゾン健康法のベストセラー1位!
「3日食べなきゃ7割治る!」は、アマゾン健康法カテゴリーのベストセラー1位(本日現在)でした。地元の図書館では、5人待ちの状況です。
かつて甲田光雄氏の「奇跡が起こる半日断食」というのを読んで、過食が諸悪の根源なんだと思い知ったものの、半日とはいえ断食を自己流で続けるのは難しく、七号食という方法にたどり着きました。
断食健康法は危険な極論か?
半日断食や3日断食など、断食をすすめる方々は、一般においしいと食べられているものが、毒に満ちている、といったようなことも合わせて述べることが多いです。環境汚染によるものや添加物にまみれているといったことです。
間違いだとは思わないのですが、何でもおいしく感謝して食べることをよしとしているわたしとしては、食べてはいけない悪いものにあふれている、ということで、あまりにも頭がいっぱいになるのは、なんだかやるせない気持ちです。
その一方で、年寄りこそ肉をしっかり食べなきゃ栄養失調になる、みたいなことを訴えている専門家たちもいます。どちらかと言えば、主流派ですね。
こういう方々は、断食健康法や自然食治療などの民間療法に対しては、何の根拠もない危険な極論だと一刀両断しますが、投薬治療に頼るばかりの医者の言うことです。こちらもまた疑わしく思えてなりません。
さらに、日本では、牛乳や砂糖、トランス脂肪酸の毒性を、公平な立場で正しく告知しているとはとても思えません。今も、牛乳を飲んではいけない、という見解があることすら知らないお母さんたちもたくさんいるのではないでしょうか。そして、少しでも毒性について述べる者は、日本では無視されるか危険な変人扱いされるみたいなんですよね。
わたしも、癌が治ったとか、青汁だけで元気に生活できるとかいったケースがどの人にも当てはまるとは思っていませんし、真実なのかうそなのか、確かめるすべもありません。
ですが、人間のからだは、それこそ奇跡のかたまりみたいなものだし、ひとりひとり違っているので、健康になる方法も一つではないのがあたりまえではないかと思っています。
「3日食べなきゃ」も情報の一つとして判断材料に。
結局、何がいいの? どれが正しいの? どうすればいいの? と混乱してしまいそうですね。
これからは、自分で見聞きしたことを吟味して、判断していく覚悟をしないといけないのではないでしょうか。
もう、これだけしておけばOK!みたいな便利なサービスにだまされてはいけません。これだけなんていうものは、ないんです。
自分に合う健康法は、自分で見つける。
わたしは、半日断食や七号食を実際に試してみて、からだが変わることや、リセットされるようないい感触が得られたので、自分には、食べない方法が合っていると思っています。
食費が減らせてお金がかからないという点も魅力です。昨今は、ダイエットするにもお金をかけるのが常識みたいになってますから。正直経済的に続けられないものもたくさんあります。
自分ができる方法、続けられる健康法が自分に合っている方法ではないでしょうか。
多種多様な健康情報に、迷ったり惑わされたりすることはありません。豊富な健康情報を判断の材料としてうまく利用し、いちばんいい健康法は、自分で決めればいいんです。
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