片頭痛の回数を減らすという予防薬は、最低でも3か月、毎日服用しないと効果がわからないと言われ、飲み続けたものの、効いているような、そうでないような、はっきりしないものでした。
薬に頼るより、生活改善に取り組んだほうがよっぽど効果がありました。
今は減薬の助けに漢方薬を試しているところなんですが、なかなかいい感じなんです。
漢方薬だからといって、だらだら飲まない
漢方薬は痛みにすぐ効きそうにないとか、毎日飲み続けないといけないといった印象があったんですが、 初期に大量投与する頓服的な飲み方もあると知り、首コリや頭重感があって片頭痛になりそうなときに飲むようにしました。
トリプタンは本格的に痛くなってから飲むんですよね。あんまり痛くなってから飲むと、なかなか効いてくれなくて苦しむこともあるんですけど、マグネシウム水溶液を飲んだりしているうちに頭痛が治まることもあったりするので安易に飲めないんです。
トリプタンは高価で癖になるので、なるべくなら飲みたくない。
でも、頭痛を我慢してじっと耐えるのもつら過ぎるし時間がもったいない。
漢方薬は「なんか来そう」という段階で迷わず飲めるからいいんです。むしろそういう何となく違和感がある段階で飲むのがいいらしいですよ。
漢方薬は西洋薬と併用できる
「呉茱萸湯ごしゅゆとう」と「葛根湯」
頭痛に効果がある漢方薬はたくさんあるんですが、試したのは「呉茱萸湯」と「葛根湯」です。
呉茱萸湯は片頭痛第一選択の漢方薬。むちゃくちゃ苦くて飲みにくいので有名な漢方薬です。
これはうまく早めに飲めれば片頭痛予防に効果がありました。
でも、トリプタンを飲んで何とか治まったひどい片頭痛のときには効きませんでした。たまにあるんですよね。気がついたときにはすでにたいへんな片頭痛になってしまってるという急激な頭痛発作。こういう頭痛発作が減らせれば一番いいんですが、なんの拍子で起こるかわかりません。
だから予兆のある頭痛だけでも漢方薬で予防できればと思ってます。
葛根湯は肩がこってきて、頭が痛くなりそうなときに飲んだら治まりました。葛根湯は、前回飲んだ時に気持ち悪くなったので、合わないのかと思って警戒していたんですが、そのときはとくに調子が悪いときだったので、もう一回試しに飲んでみたのでした。前回は粒子のままお湯で飲んだのですが、今回はお湯に溶いて飲みました。葛根湯はお湯で溶いて飲んだほうが飲みやすいと思いました。
呉茱萸湯も葛根湯も予兆を感じたらすぐと、その後もう1回飲んだら片頭痛が予防できることがわかりました!
トリプタンだと迷って飲まないような初期段階で飲むのがコツです。
湯のつく漢方薬エキス剤はお湯に溶いて飲む
呉茱萸湯や葛根湯のような「湯」のつく漢方薬は、そのまま水やお湯で飲んでもいいんですが、湯に溶かして飲んだほうがより効果があるように思います。
呉茱萸湯は苦いので無理しないほうがいいですが、葛根湯は飲みやすいのでぜひお湯に溶かして飲んでみてください。
飲む時間はとくに気にしないで早いタイミングで飲むことだけ心がけてます。
次回からは病院で処方してもらおうと思います。
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