湯シャンに白髪ヘアのままで落ち着いていたのだけれど、ときどき出る頭皮の湿疹やフケが気になってたんです。
シャンプーに加え染色も長年してきましたので、悪いものが出てきてるんじゃないかと。
そんなとき、ヘナで頭皮の湿疹が治ったり、フケがおさまる人がいるという話を聞いて、がぜん興味がわいてきました。
ヘナのアーユルヴェーダ的効果
アーユルヴェーダとは、インドの伝承医学のことです。アーユルヴェーダでは、ヘナはれっきとした薬草なんですね。
皮膚病予防、止血、おでき、やけど、打撲傷の手当てのほか、防腐剤や皮膚炎などの殺菌にも使われているそうです。また、体温を下げる効果があるので、暑い季節には頭が冷えて気持ちいいとか。
毛染めとして頭皮や髪に塗った場合、タンパク質補修効果でダメージヘアの改善が期待でき、さらには毛穴の皮脂汚れをとってくれます。パックみたいなものですね。
ただし、脱脂効果が効き過ぎて、頭皮が乾燥してしまったり、寒い季節には、からだが冷えてしまう場合もあるようなので、利用の仕方には注意したい。
いずれにせよ、使い続けていくにつれ、たいていの場合、髪や頭皮が健康になっていくみたいです。
ヘナの白髪染めについて
ヘナ100%で白髪を染めると、オレンジ色になります。白髪が少ない方は、これでもいいんですが、白髪の多いわたし、オレンジヘアはちょっと困ります。
白髪の多い方や髪をブラウンや黒に染めたい場合、インディゴというハーブでさらに染めます。ヘナとインディゴがいっしょになった製品もたくさんありますよね。髪色は、インディゴの量によって調整するようです。
わたしもケミカル商品で染めていたずっと昔、数回ヘナを使ったことがあります。とにかくめんどうくさい印象しかありません。とくに染まりにくかった覚えはないですが、時間がかかるのがネックです。髪色が落ち着くのにも3日ぐらいかかります。染色直後は色が出なかったり、グリーンっぽくなったりすることもあります。なんにせよ、時間がかかるんです!
当時はヘナの安全性より、その不便さに耐えられませんでした。価格もケミカルな毛染めのほうがずっと安い。
今は、ヘナの安全性や健康効果のほうがはるかに魅力を感じます。白髪を目立たなくするついでに髪や地肌を健全にできるなら、ぜひやってみたいと思うようになりました。ずっとうちにいるのでできないことはありません。
また、ヘナの白髪染めは、徐々に色が落ちていくので、伸びてきた髪との間に不自然な境目ができないのがいいんです。だから白髪ヘアに戻るもよし、気が向いたら染めるもよしで、気楽に挑戦できます。
ナイアードのヘナ+木藍
木藍とはインディゴのこと。その他10種のハーブ配合で黒っぽいカラーに染められる白髪染めにぴったりのブレンドヘナ。
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ヘナは湯シャンと相性がいい
ヘナの欠点に色落ちがあります。ひどいときは、汗にも色がつき、洋服や寝具を汚すこともあるそうです。(わたしは枕にタオルを敷くぐらいでとくに困った経験はありません。)
でもこれ、毎日洗髪しない湯シャン族にはあまり関係がないような。3日ほど色が定着するまで洗髪しないでいて、その後もシャンプーを使わない湯シャンの人は、色落ちしにくいみたいですよ。
また、長年ヘナを使い続けている人には、極端な色落ちは発生しないもよう。
ヘナは天然モノだから安全なのではない
ヘナは、天然の植物だから安全というわけではありません。
ヘナでもトラブルを起こす人は少なくないんです。それはヘナやインディゴアレルギーの場合もありますし、体調が悪いせいということもあります。長年使い続けている人でも、日によっては何らかの不調を体験する方もいます。でも多くのトラブルは、ヘナをやめれば改善するもので、長引くトラブルはまずありません。
体質的に合わない場合を除き、ヘナには人体に有害な成分は含まれていない、というところがいいんです。大昔から使われてきた伝統ある植物ですから間違いないです。
ただし、ヘナ100%といいながら、ケミカルな染料が混ざっている粗悪品もあるほか、古い製品には注意したほうがいいみたいです。信頼できるメーカーのものを選び、なるべく早く使い切るようにしたほうがよさそうです。使うたびに、パッチテストをすれば安心です。
わたしは安さとオーガニック品質が魅力のiHerbで買う予定。
ヘナとインディゴのみのシンプルブレンドです。
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