寝かせ玄米が基本なんですが、白米のほうが低コストなこともあって、ときどき白ご飯を食べることにしました。
それで、今注目のもち麦といっしょに炊飯してみようと思います。
もち麦の栄養分
もち麦は、βグルカンという食物繊維が豊富と言われてます。
βグルカンは水溶性食物繊維で、小腸の中でどろどろになってかさを増し、消化吸収を遅らせたり血糖値上昇を緩やかにする効果があるんですね。
だから白米といっしょに食べるといいらしい。
血糖値が気になる人やダイエットに人気の食材なんですよね。
でも、けっこう高いので、そんなたくさん入れられません!
便秘改善には不溶性食物繊維も必要
便秘には食物繊維をとるといいと言いますが、それは不溶性食物繊維が代謝されず、便の量を増やすからです。
食物繊維は体内の消化酵素では消化されませんが、小腸を通過して大腸に到達すると、一部は腸内細菌によって発酵分解されて代謝されます。
その多くが水溶性食物繊維で、酢酸、プロピオン酸、酪酸といった短鎖脂肪酸や炭酸ガス、水素ガス、メタンガスになったりして、その一部が腸内細菌を増やすエサになるんですね。
腸内細菌を増やすという意味では、水溶性食物繊維も便秘改善に貢献してなくもないんですが、一般的に便を膨らませてくれるのは、大腸で代謝されにくい不溶性食物繊維なんですね。
不溶性食物繊維は、さらに有害物質を結合・吸着して排泄してくれるはたらきもあるんですが、取り過ぎると、必要なビタミン類まで排出してしまうらしいので、何でもほどほどにしないといけません。
じつは、白米のように精製されてない穀類や大豆といった豆類は、たいてい水溶性だけでなく不溶性食物繊維も含まれていて、両方の食物繊維が無理なくとれる食品なんですよね。
加工してない自然なかたちのまま食べると、自然と栄養バランスがとれるようにできてることをあらためて思ったのでした。
玄米、買うたび価格上昇中
もみ殻や石などの不純物を取り除いて玄米食用に選別してある玄米を購入してます。
お米を作る人、今後は減る一方だろうし、これからは高級食材になっていきそうな予感。
お米って、九州や東北はブランド米だからなのか高価な傾向があり、なぜか千葉県産が比較的安い。
場所や品種より、作り方が大事だと思うんだけど。
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