「糖質オフ」と「糖類ゼロ」の違いはご存知ですか?
何となくヘルシーな気がして、わざわざ選んでる人も多いと思います。
でも体脂肪が気になる50代女性は、しっかりだまされずにコントロールしたい。
糖質と糖類の違い
炭水化物=食物繊維+糖質
つまり食物繊維以外の炭水化物が糖質です。
で糖類とは?
糖類=糖質-多糖類-糖アルコール
のこと。
つまり糖類とは単糖類と二糖類のことで、でんぷんやオリゴ糖などの多糖類やキシリトールなどの糖アルコールは含まれない。
ここが落とし穴。
「糖類ゼロ」も「糖質オフ」もあてにならない
ゼロとかオフといった商品も、実態はゼロでもオフでもない、といいたくなるようなものも少なくない。
- 「糖類ゼロ」は飲料100mlあたり糖類・糖質0.5g未満のもの。
- 「糖質オフ」は飲料100mlあたり糖類・糖質2.5g未満のもの。
少ないからまあいいじゃないかと思うなかれ。
多糖類や糖アルコールはもちろん、低コストな人工甘味料がたっぷり添加されている。
オリゴ糖やキシリトールならだいじょうぶ?
いえいえこれも糖には違いないのでほどほどに。
アルコールが体脂肪を増やす
まあとりあえず糖は抑えたとして、じつはというかやっぱりというか、アルコールにかなり問題があるのでした。
焼酎やワインはからだにいいと思ってる方も多いと思います。
お酒は薬にもなりますよね。
だけどお酒のアルコールはみな同じ。
身もふたもないこと言いますと、みなエチルアルコールなんですね。
このアルコール、食欲を増進させ、内臓脂肪の蓄積を促すホルモンを分泌させる。
しかも肝臓で分解されるアルコールの量に比例して中性脂肪を合成することがわかってます。
つまりつまり、なんだかんだいって、お酒は体脂肪を増やすってことなんですよ。
甘いものつまみながらお酒飲むなんてのは最高だけど最悪なわけです。
もちろん締めのラーメンなんかもってのほか。
とりあえずの対策としては、
- 飲む前にごはんを食べて食欲増進を抑えておくこと。
- 水分をしっかりとって、アルコールが早く体外に排出するようにすること。
まあ、そこまでして飲まないといけない機会はそう多くないと思いますが、要は飲み過ぎないことです。
というわけで「糖質オフ」やら「糖類ゼロ」の誘い文句にだまされて、飲みやすくておいしい甘いアルコール飲料、くれぐれも飲みすぎませんように。
ふつうのお酒を配慮しながら飲んだほうがいいかもです。
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