腹八分がいいと言われても、つい食べ過ぎる。とくに主婦は、残り物を片付けたい妙な義務感からか、ダメ押しするかのように食べてしまう。
どうしましょ?
食べない日を作ればいいんです!
食べ過ぎたら食べない。これ、ごく自然なことなんですけど、飽食ニッポンで暮らしていると、案外思いつかないんですよね。
何か、体調が悪い。すると、なぜか、もっとしっかり食べて栄養とらなくちゃ! などと思ってしまう。これは、何かの陰謀でしょうか。
半断食でデトックス!
半断食というのは、少し食べながら行う最長3日の断食のことです。
からだにできるだけ食べ物を入れないようにし、からだを休ませ、リフレッシュさせるんですね。
わたしたちは、何かと言うと、食べないと元気が出ない! と思い込み、実は食べ過ぎてからだを壊していることがほとんどみたいですよ!
鶴見隆史医師によると、細胞に毒素がたまった細胞便秘が病気の元だと述べています。
半断食は、細胞便秘を改善する一番効果的な方法なんだそうです。
半断食中に食べるもの
鶴見式半断食によると、半断食中に食べるものは、
野菜おろしの半断食
朝:野菜おろし
- 大根8センチ
- ニンジン半分
- ショウガ3センチ
をすりおろしたものに、
- しょうゆ少々
- 黒酢少々
- フラックスオイル小さじ1
- 菜種油小さじ1
を混ぜて作ったドレッシングをかけたもの。
昼:梅干1個。
夕:朝と同じ野菜おろし。
くだものと生野菜の半断食
朝:
- くだもの1~2種類。
- 生野菜1~2種類にドレッシングをかけたもの。
昼:梅干1個。
夕:朝と同じ。ただし、野菜の種類は変えたほうがよい。
くだもの・野菜おろし・重湯の半断食
朝:
- 野菜おろし。
- フルーツ1種類。
昼:
- 梅干1個。
- フルーツ1種類。
夕:
- 塩少々と梅干1個入りの玄米雑穀ごはんの重湯1杯。
玄米雑穀ごはんは、玄米1合に五穀(米・麦・豆・粟・きび)小さじ2杯とアマランサス小さじ2杯入れて、2リットルの水で炊き、上澄み部分をこした重湯を食べます。
- 野菜おろし。
そのほか、いずれも1日にコップ10杯以上の水を飲むといいそうです。
ふだんの食事にも野菜のすりおろしや玄米雑穀ごはんを取り入れよう。
鶴見式半断食のメニューを見ると、酵素を効果的にとるには、野菜のすりおろしが最適であることがわかります。
野菜のすりおろしだけで、難病を克服してしまう人もいるそうだからあなどれません。
振り返ってみたら、加熱食ばかり食べてませんか? 温野菜と生野菜両方とるように心がけたいですね。
半断食中の食事を見ていたら、盲腸で入院したときのことを思い出しました。術後、しばらく食べられなくて、やっと食べてもいいと言われてから、はじめて出てきた食事が重湯1杯でした。そのおいしかったこと。忘れていました。
いつもいつもおいしいものをお腹いっぱい食べられることが幸せだと思ってきましたが、じつは、本当のおいしさがわからなくなってしまっている、かわいそうな状態なのかもしれませんね。
ちょっと我慢して食べない日を作るのもいいですよね。
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