更年期ごろになってくると、食べていないのに痩せない。運動不足だとなおさらです。
高血圧や高血糖なんてことになったらダイエットは命がけのミッションになります。
先日、「作り置きダイエット」に挑戦した有名人がみごとに減量に成功していたのをテレビで見てつくづく思いました。
更年期女子が痩せないというか太ってしまうのは、過食より偏食が原因になっている場合が多いのではないでしょうか。
量より質の問題だと思います。
作り置きダイエットは低糖質だから痩せるのではない。
作り置きダイエットのおかずは、いちおう糖質を抑えたメニューになってます。
その一方で、カロリーは無関係とばかりに脂質やタンパク質豊富な食材がふんだんに使われていて、いずれもおいしくて満足感のあるおかずになってました。
だけどこれ、糖質を抑えれば脂質やタンパク質はいくら食べてもいいってことじゃないんですよ。
太らないようにと食事をろくにしていなかった女優さんや不規則な生活習慣で太る一方だったマネージャー女史がダイエットに成功したのは、糖質を制限したからではなくて、食習慣が改善したからなんですね。
更年期世代の女性は気にしないで好きなものを食べていると、自然と糖質をとり過ぎるんですよ。
食事にお金や時間をかけたくない人は、炭水化物中心の食事になりがちなんです。それはデータでも証明されているそうですよ。
小食の人も炭水化物に偏る場合が少なくないようです。
さらに炭水化物つまり糖質は依存症になりやすい。必要以上に食べたくなって太りやすくなるというわけです。
その一方で脂質やタンパク質は不足しやすくなっていきます。油っぽいものや食べごたえのあるものを避ける人、いますよね。
だから作り置きのおかずをしっかり食べても、太らないどころか不足がちだった脂質やタンパク質が補えて栄養バランスが整った結果、無理しない減量に成功したというわけです。
体重や食べる量は気にしても、栄養バランスに配慮できる人はそういません。作り置きダイエットは、作り置きしたおかずを取り合わせて食べるだけで栄養バランスが整うようにできているところが画期的なんですね。
質のいい食習慣をいかに身につけるか?
規則正しくバランスのいい食事をすることが健康にいいことはわかっています。
だけどそれが難しくてなかなかできないのが現実なんですよね。
忙しかったり、仕事が不規則だったり、食費に余裕がなかったり、事情はさまざまです。
そんな中、少しでもラクに簡単に質のいい食事ができる知恵とくふうが求められていると感じます。
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