低温でかちかちに固まったココナッツオイルはミツロウを混ぜ合わせることでスキンケアに使いやすいクリームにできることをお知らせしました。
今回は実際にココナッツオイルとミツロウを混ぜ合わせる手順を紹介したいと思います。
材料を湯煎する
- ココナッツオイル:10g
- ミツロウ:1~2g
材料は10g容器にぴったりの量です。メンタム缶ぐらいのですね。
材料を小さいカップに入れ、熱湯の入ったマグカップに乗せて湯煎します。
よくかき混ぜる
ココナッツオイルはみるみる溶けていきますが、ミツロウはなかなか溶けません。
温度が下がらないうちに、ぐるぐるよくかき混ぜて溶かします。
全部溶けて液体になったら容器に移して出来上がり。
温度が下がってくるとすぐに固まってきます。ここまで一気にしましょう。
ミツロウの量は好みで加減する
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ミツロウはココナッツオイルの10%~20%ぐらいの量を入れます。
ミツロウが多いほど固く仕上がります。
クリームというより、ワセリンやメンタムに近いあっさりした感触の仕上がりです。
ココナッツオイルだけのときよりは、すぐ手になじんでとりやすくなります。でもクリーミィになるわけではないんですよね。どちらかというと乳液かジェルに近い。
カチカチのココナッツオイルよりは格段に使いやすくなることは確かですが、ソフトなクリームになることは期待しないでくださいね。
ミツロウを混ぜるとココナッツオイルの甘い香りは薄まって気にならなくなります。お好みのエッセンシャルオイルを加えてもいいかもしれません。
肌断食のお供に
ワセリンからココナッツオイルに乗り換えたのは、べたべたしないところが気に入ったからです。
ココナッツオイルはすぐにさらさらになるので、手についても気になりません。すぐにほかのことができるんです。
わたしには、ワセリン以上に肌に刺激がなく、やさしい使い心地です。
顔はもちろん、手や髪、頭皮のお手入れなど、どこにでも使えます。
わたしのココナッツオイルは食用なので、食べることもできます。スキンケア用のココナッツオイルもありますが、食用でも肌に問題がなければ使えます。肌に合うかどうか、かならず確かめてから使ってくださいね。
肌断食実践中だけどワセリンがどうも苦手、という人は、一度ココナッツオイルをお試しください。
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