ワセリンの代わりに植物オイルで肌の乾燥ケアをするようになりました。ワセリンのようにベタベタしないし、肌なじみがよく、使いやすかったからです。
こうした植物オイルは、キャリアオイル(ベースオイル)と呼ばれていて、昔からスキンケアに利用されていたことを知りました。
肌との相性があると思いますが、じょうずに選んだら、ワセリンよりキャリアオイルのほうが肌にやさしい気がしてます。
肌断食にワセリンが利用されるわけ
肌断食派がやむを得ず利用するのがワセリンです。
ワセリンは、とことん精製された工業オイルなので、安定的、衛生的で刺激が少ないことは確か。医療で使われるのもそのためですね。
肌に浸透することもありません。乾燥やメイクから肌を守るために使います。
低温時に固くなるのと、いつまでもべたつく感触が苦手な方が多いかもしれません。
腐らないというのもなんかコワイ。
でも、まあ、お肌にやさしいオイルの一つだと思います。
さらさらワセリン
さらさらワセリン、香りハンドクリーム ベタガードW(手荒れ/手湿疹/リップ用) 10mL 【Wベタガード非対象】
キャリアオイル(ベースオイル)は肌に浸透しない?
キャリアオイル(ベースオイル)というのは、アロマテラピーの用語で、精油を薄めたり、マッサージに用いられる植物油のことです。
精油とは、揮発性のある植物の芳香エキスのことで、オイルとはちょっと違うもののようです。
すぐれた効能があると言われてます。キャリアオイルに数滴たらすようにして使います。
キャリアオイルは、からだに精油を行き渡らせるところからこの名がつけられました。
キャリアオイルは肌を柔軟にし、すべりよくマッサージをしやすくする効果があります。
ところで、キャリアオイルは肌なじみがよく、べたつかないことから、肌に浸透していくみたいな説明がよく見られますが、肌に浸透するのは精油の成分で、キャリアオイルのほとんどは浸透しないようですよ。肌に油分が吸収されているわけではないんですね。
『キャリアオイル事典』によると、キャリアオイルはそうかんたんに肌に浸透できるわけではないとあります。確かに天然皮脂は細胞間の隙間に浸透するのですが、皮膚細胞自身が脂質の重層を持っているので、そうかんたんにキャリアオイルが通り道を見つけることはできないそうなんです。
ただ、スイートアーモンドオイルは、若干経皮吸収率を持っていることがラットの実験で明らかになったそう。
アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典
キャリアオイル(ベースオイル)の魅力は柔軟作用
キャリアオイル(ベースオイル)には肌を柔軟にしてくれる作用があることは間違いないみたいですよ。それが最大の魅力ですね。
肌の乾燥から守るカバーとしてもワセリンよりは使いよいですし、万が一肌細胞に入り込んだとしても、それはそれで天然ですから害がないオイルというわけです。
巷で言われているように、肌にうるおいや栄養分を与えてくれているわけではないんですね。
まあ、肌に浸透すると言われたら言われたで、悪いものが浸透しないかと不安になりますし、何も浸透しないと言われたら、それはそれでちょっと残念な気がしないでもないです。
肌断食派で自らのお肌を元気にするのが一番です。
でも、本物の精油は機会があったら使ってみたい。植物おそるべしですからね。
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