『片頭痛の治し方』の著者が推奨している「ラブレクラウト」なるものを作ってみました。
ラブレ菌とザワークラウトを組み合わせた著者オリジナルの乳酸菌食品です。ただのすっぱいキャベツの漬物なんですけどね……。
いや、なんと言うか、まずいとは言いませんが、おいしいものでもありません。微妙です。
食事改善の目玉
わたし、ラブレクラウトを食事改善の目玉にしようと思っているんです。
どうしてめんどうくさい食事改善に目覚めたかというと、これまためんどくさい「酸化ストレス・炎症体質」をどうにか改善したいともくろんだからです。
わたしの更年期障害は、その場しのぎの治療をしても解決しない。それどころかまだまだ長いかもしれない人生をふいにしてしまうようなことになるかもしれない。そうなったら家族の人生も巻き込んでしまうことになる。そんな危機感にさいなまれ、ついに重い腰を上げたのでした。
ビタミンCの大量摂取と塩化マグネシウムが効いているのかどうかわかりませんが、わたしは毎週飲んでいた片頭痛薬を9月16日を最後に飲まずに過ごせています。まだ、ひと月も経ってないので、エラそうなことは言えません。でも、なんか片頭痛を自分で抑えられそうな感じがしてるんですね。こんなのは初めてです。薬がないと、ほんと不安で仕方なかったのがうそのようです。プラシボ効果でも何でもいい。痛いのがなくなればいいんです。
これに気をよくしたわたしは、
- 朝のジュース
- ラブレクラウト
を体質改善食の軸にすえることにしたんです。
ラブレクラウトは薬
ラブレクラウトは食べ物だと思うからいけない。これは体調をよくする薬だと思うことにしました。毎食小皿ひと盛りぐらいならとくに苦にはなりません。確かにウィンナーや肉といっしょに食べると合いそうな味です。ふだん食べないウィンナーが食べたくなったほどです。
ラブレクラウトは日本のお漬物のように塩分が多くないからよいとされているんですが、ラブレクラウトを食べると、ウィンナーみたいな濃い味のものがほしくなるから結局同じことのような気がしないでもない。ぬか漬けだったらあっさりしたごはんですませられますからね。
だけどたくさん食べられるという意味で塩分控えめのラブレクラウトが選ばれたようなんです。
また、ラブレクラウトはザワークラウトのように加熱して作りません。生のキャベツを漬け込むだけです。栄養面では生がいいんでしょうが、キャベツは断然加熱したほうが甘くなっておいしいですよね……。
おいしく食べようとするからいろいろ調味料を足したくなったりして味に不満が出てしまう。これは薬だ! って思わないと続かない。
ラブレクラウトの効果を聞いたら、きっと食べてみようって思いますよ。だって、ただのキャベツで体質改善ができるんですよ。少しぐらい味が好みじゃないからってあきらめていいはずありません。
作るのもかんたん
からだによくても手間がかかり過ぎたりお金がかかり過ぎるのは続かない。その点でもこの「ラブレクラウト」は合格です。キャベツ1個分漬ける容器と重石を用意するぐらい。キャベツ1個といっても丸々漬けるわけじゃありません。適当に切って漬けます。いずれにせよはじめはそこそこ容量があります。すっぱくなったらタッパに詰め替えて冷蔵庫に保存します。
ところで、ラブレクラウトは『片頭痛の治し方』という本で紹介されているぐらいなので、片頭痛を防止するすごい効果も期待できるんですね。
それはキャベツに含まれているイソチオシアン酸塩という辛味成分なんですが、体内の解毒酵素の働きや抗酸化力を長時間高めてくれるものなんです。イソチオシアン塩酸は、発酵によってますますパワーアップし、血小板の凝集抑制や血管を柔らかにし、血圧を下げ、血流をよくしてくれるんです。これが片頭痛にいいんです。
まあまあ、むずかしいことはよしとして、ラブレクラウトは材料をそろえて漬け込むだけなのでかんたんです。漢方薬で体質改善を目指すよりはるかに気軽にできますよ。ちなみにラブレ菌はスーパーに売ってる「ラブレ」という乳酸菌飲料をタネにします。スグキじゃないんですね……。ああ、スグキみたいにおいしかったら言うことないんですが……。
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