『片頭痛の治し方』を読んでからヒジキが食べられなくなってしまったんですよ。
ヒジキには無機ヒ素という毒がかなり含まれているので、好きでたまらない人以外は食べないほうが無難というんです。
これまでだいじょうぶだったんだから、きっとこれからもだいじょうぶ?
農林水産省では、はっきりしたことはわかっていないので、何とも言えない、といったはっきりしないあいまいな態度で、これからもとくに調査するといった感じではないらしい。
イギリスでは、あえて食べないように勧告してます。
日本では、昔から何ごともなく食べ続けてきた食材だからだいじょうぶと言う人もいます。
無機ヒ素が含まれていることを否定する人はいないんですよね。で、無機ヒ素が猛毒ってことも疑う人はいません。
だけど実際ヒジキをどれぐらい食べたらヤバいか、といったことは誰も知らないんです。
これまでだいじょうぶだったんだから、これから同じように食べてもきっとだいじょうぶでしょ、という感じなんだと思います。
そういうの、多い。
牛乳やトランス脂肪酸や化学調味料、みんな何となくリスクを感じつつも食べているんですよね。
無機ヒ素、玄米のヌカ部分にも多いらしいです。ヌカにはカドミウムも含まれているとか。ヒジキを避けて健康のためにと毎日玄米食べてるわたしも結局環境汚染物質から逃れることはできないんですね。
ちなみに庭のぷち畑の肥料もヌカです。
ヒ素対策
無機ヒ素を避けるためには、ヒジキも玄米も積極的に食べないほうがよさそうなんですが、ヒジキや玄米にはほかにいいところがたくさんある。その恩恵を捨ててでも食べないほうがいいのかどうか……。
有害なものを一口も食べないで健康にいいものばかりを食べるなんてことは現実的に不可能なんですね。
ところで、『片頭痛の治し方』では、どうしてもヒジキや玄米を食べたい人に、こんなアドバイスが書かれてます。
にんにくや玉ねぎ、ネギなどを一緒にとるとよいでしょう。これらに含まれるイオウ化合物は、体内でヒ素と結合し、ヒ素の細胞毒としての作用を抑制したり、排泄させたりする働きがあるからです。
まあ、いろんなものを食べたほうがいいってことですね。
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